「160とSサイズ、どっちを買えばいいの?」
小学校高学年や中学生の子どもを持つ親なら、一度は迷うこの問題。
見た目はほとんど同じでも、実は設計や体型の想定が大きく異なります。
この記事では、男女どちらの子にも共通する“成長期の服サイズ選び”をわかりやすく解説。後悔しない選び方のコツと、親が知っておきたいチェックポイントを紹介します。
160とSサイズの違いを比較!どっちを選べばいい?
「160サイズとSサイズって、どっちを買えばいいの?」
多くの親御さんが一度は迷うこの問題。見た目はほとんど変わらなくても、実は作りのコンセプトやサイズ感には大きな違いがあります。まずは数値的な比較から見てみましょう。
| 項目 | 160サイズ(ジュニア) | Sサイズ(大人) |
| 対象年齢 | 11〜15歳前後 | 成人女性・小柄男性 |
| 身長目安 | 約155〜165cm | 約152〜162cm |
| 胸囲 | 約76〜82cm | 約78〜84cm |
| ウエスト | 約60〜66cm | 約60〜68cm |
| 肩幅 | 約36〜39cm | 約37〜40cm |
| ヒップ | 約82〜88cm | 約84〜90cm |
この表を見てもわかる通り、数字自体はほぼ近いです。
しかし大きな違いは「体型設計」と「シルエット」にあります。
160サイズは成長途中の体型に合わせて作られており、胸やヒップのラインを強調せず、まっすぐな作りです。
対してSサイズは大人の骨格を基準にしており、ウエストがやや絞られ、肩の作りも直線的ではありません。
そのため、同じ身長でも「まだ子どもらしい体型」の子には160サイズの方が動きやすく、「体格がしっかりしてきた子」や「肩幅が広めな子」にはSサイズがしっくりくるケースが多いです。
また、素材の違いにも注目。ジュニアの160サイズは洗濯に強く、肌触りを重視した柔らかい素材が多いのに対し、大人用Sサイズは見た目を重視した素材が増えます。
つまり、160=着心地・動きやすさ重視、S=デザイン・シルエット重視と覚えるとわかりやすいでしょう。
160サイズとは?成長期の子どもが着る“ジュニアサイズ”の基本
160サイズは、ジュニア(子ども服)の中でも一番大きいサイズ帯です。
目安としては、身長155〜165cm前後の小学校高学年〜中学生が対象となります。
160サイズは男女で微妙に設計が異なります。
男の子向けは肩幅がやや広く、腕周りにゆとりがあり、アクティブな動きに対応。
女の子向けはウエストがわずかにシェイプされ、全体的にコンパクトなシルエットになります。とはいえ、大人用のSほどボディラインを強調することはありません。
160サイズのメリットは以下の通りです。
- 成長途中の体型に自然にフィットする
- 袖や丈が長すぎず、動きやすい
- 柔らかい素材が多く、着心地が良い
- 学校生活(通学・部活・体操服)にも使いやすい
一方で、160サイズを卒業するタイミングを見極めるのも大切です。
目安としては、肩幅がきつく感じる・袖丈が短くなった・動くと突っ張るなどのサインが出たとき。
また、胸やヒップが大人並みに発達してくると、160ではフィットしづらくなります。
そんなときは、同じようなデザインでもSサイズを試してみるのが良いタイミング。
親の「まだ子ども服でいいかな」という感覚よりも、実際の体型変化を基準にするのが失敗しないコツです。
Sサイズとは?大人への第一歩になる“レディース・メンズS”の特徴
Sサイズは、大人用サイズの中でも最も小さいサイズ帯です。
体格的には、身長150〜160cm程度・体重40〜50kg前後の人を想定して作られています。
つまり、成長期の中学生でも、体型によってはすでにSサイズの方が合うケースがあるということです。
Sサイズの服は「大人の体型」に合わせて作られており、肩や腕のライン、ウエスト位置などが160とは大きく異なります。
ウエスト部分にくびれがあり、シルエットがやや細め。袖丈や着丈も“スタイリッシュに見せる”ことを意識しているため、スッキリとした印象になります。
ただし、Sサイズの注意点は「動きやすさより見た目を重視している」点。たとえば部活動や通学など、日常の動作が多い場面では160サイズのほうが快適に感じることもあります。
また、中学生がSサイズを選ぶ場合、素材やブランドによるサイズ感の違いにも気をつけたいところです。
特に海外ブランドのSは、日本のMサイズに近いこともあります。
親としては、「Sを着る=もう大人」というイメージを持ちがちですが、実際には成長に合わせて自然に切り替えるタイミングがくるだけのこと。
見た目だけでなく、動きやすさ・着心地・本人の好みを大切に選ぶのがベストです。
成長期の服選びで後悔しないためのチェックリスト
「ちょうどいい」と思って買った服が、数ヶ月後には小さくなってしまった――そんな経験はありませんか?
成長期の子どもは、身長や肩幅が短期間で大きく変化します。だからこそ、サイズ選びでは“今のぴったり”よりも“少し余裕を持つ”ことが大切です。
以下の3つのポイントを必ず確認しましょう👇
1️⃣ 身長と体重だけで判断しない
→ 子どもによって成長スピードが違います。同じ身長でも体型によって合うサイズは変わります。
2️⃣ 肩・胸・ウエストをメジャーで測る
→ 家で簡単に測れるので、購入前に必ずチェック。特に肩幅はサイズ感のズレを生みやすいです。
3️⃣ 動きやすさを試着で確認する
→ 腕を上げたり、しゃがんだりして突っ張らないかを確認。子どもが「苦しくない」と感じるかが大切。
さらに、通販やネット購入では口コミも参考になります。
「やや小さめ」「ゆったりめ」といったレビューを見れば、サイズの傾向がつかめます。
「今ちょうどいい」は一時的。成長期は半年〜1年で2〜3cm伸びることもあるため、少し大きめを選ぶのが正解です。袖や裾が長いときは、折って調整すればOKです。
160からSへ──子どもの成長を感じる服選びのヒント
160からSサイズへ切り替える時期は、まさに“子どもの体が大人へ近づく”節目です。
服のサイズ選びは、単なる実用ではなく、子どもの成長を実感する大切な瞬間でもあります。
この時期に大事なのは、「見た目よりも本人の心地よさを優先する」こと。
子どもが「少しきついけど大人っぽく見えるからSがいい」と言うこともありますが、動きづらかったり苦しかったりする服は結局着なくなってしまいます。
逆に、親が「まだ160で十分」と思っても、子どもが恥ずかしがるようなら気持ちに寄り添ってあげましょう。
また、思春期の子どもは「自分の服を自分で選びたい」と感じ始める時期でもあります。
そんなときは、親がそっとサイズ選びをサポートしながら、自分に合う服を見つける体験を一緒に楽しむのがおすすめです。
服選びを通して、自分の体型や好みに気づくことは、自己理解や自信につながることでもあります。
「160でもSでも、今の自分に合う服を選ぶのが一番だよ」と伝えてあげることが、何よりのサポートになるでしょう。
まとめ
- 160サイズは「成長期体型」向け、Sサイズは「大人体型」向け
- 身長だけでなく体型・動きやすさで判断する
- 少し大きめを選ぶと長く着られる
- サイズ選びも“子どもの成長を感じる瞬間”
親にとってはちょっとした買い物でも、子どもにとっては“成長の節目”です。
160からSへの変化を、前向きに・楽しくサポートしてあげましょう。

